【大切な一足を長く履くために】新品スニーカーを手に入れたら、まずやっておきたいお手入れ

【大切な一足を長く履くために】新品スニーカーを手に入れたら、まずやっておきたいお手入れ

いつも皆様のご来店有難うございます。 オレンジヒールの栗原です。

さて、今回ご紹介させていただくのは、
「新品のスニーカーを手に入れたときに、ぜひやっておいていただきたいお手入れ」についてです。

とりわけ、今回の写真に写っているような、アディダスのクラシックモデル「Forum Low(フォーラム ロー)」のように、白を基調とした清潔感あふれるデザインのスニーカーを履く際には、履き始めが肝心です。

履きおろすその前に、ちょっとだけ時間をかけて、丁寧にケアをしてあげることが、のちのちの汚れやダメージを防ぐ最大のポイントとなります。

■ 新品なのになぜお手入れが必要?

「まだ履いていないのにお手入れ?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、新品のスニーカーこそ、お手入れをしておくことで、その美しさを長持ちさせることができるのです。

特に白やアイボリー系のアッパーは、最初に汚れを防ぐコーティングを施しておくことで、日常使いの際に付きやすい雨ジミや黒ずみ、砂ぼこりなどの付着を最小限に抑えることができます。

■ 最初に使うアイテム

ジュエル JEWEL ホースヘアブラシ

ラクツ LAQ2 ウォーター&ステインプロテクター

■ まずはホースヘアブラシで軽くブラッシングを

新品のスニーカーは一見するととても清潔で、どこもかしこもピカピカに見えます。しかし、工場や倉庫、店舗で保管・陳列されていた間に、目には見えにくい微細なホコリや手垢などが付着している場合があります。

まずは毛の柔らかいホースヘアブラシで、アッパー全体、シューレース、ソール周りを軽くブラッシングしましょう。

■ 汚れを防ぐための防水スプレーを

ブラッシングが済んだら、次は防汚の工程へ。ここで活躍するのが「ラクツ LAQ2 ウォーター&ステインプロテクター」です。

使う際は、必ず風通しのよい屋外で行い、スニーカーから20cmほど離して、まんべんなく全体に吹きかけます。特にパーツごとに異なる素材が使われているモデルでは、アッパー全体、ステッチ部分、シュータン、ヒールパッチと、パーツごとに意識して均等にスプレーすることが大切です。

スプレー後はすぐに履かず、しっかりと自然乾燥させることがポイントです。最低でも15分、理想的には完全に乾燥してから使用することで、しっかりと表面に防水・防汚のバリアが定着します。

また一回に大量にスプレーしておしまいにするよりも、「適量をスプレー⇒5分くらい乾かす⇒再度スプレー」という要領で3回くらいスプレーしていただくと、高い撥水効果を発揮します。

■ シューレースにもひと工夫

忘れがちなのがシューレースのお手入れ。新品の靴ひもも、あらかじめスプレーを軽くかけておくことで、雨の日の泥はねや、地面すれすれの汚れから守ることができます。特に白いひもは汚れが目立ちやすいため、ほんのひと吹きでも日持ちが変わります。

■ おわりに

いかがでしたでしょうか?
せっかく手に入れたお気に入りのスニーカー。おろしたての真新しい姿をできるだけ長く保つためには、「履く前のお手入れ」が何よりの鍵となります。少しの手間と時間をかけるだけで、数ヶ月後、数年後に「やっておいてよかった」と思えるはずです。

スニーカーはただの履物ではなく、私たちの足元を彩る大切なパートナー。ぜひ今日から、履き下ろす前の最初のお手入れの習慣を取り入れてみてください。

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